さすがプロフェッショナル
昨日は、泊まりで仕事を
していた事もあり…。
昼前に、高知空港で旅客機が
胴体着陸をしていたなど
微塵も知りませんでした。
仕事場で購読している、某新聞の夕刊の一面を見て
昨日のANA機の胴体着陸を知りました。
胴体着陸する瞬間の映像も、仕事場にあるテレビで
今朝のニュースで少しだけ見たんですが…。
あとは家に帰ってから、続報で流れる映像とか。
機長の冷静な判断もあったと思いますが
一人の怪我人も出さずに、さらに機内がパニックに
陥らないように、乗員一同が一丸となって尽力されたとか。
パニックで暴れ出す客が居なかったのも幸いだったようで
まさに、『不幸中の幸い』やったと思います。
ニュースで、「DHC-8 Q400」がトラブルを立て続けに
起こしていると報道されていますが…。
安全とコストを天秤にかけた時に、どうしてもコスト重視に
なって、安全が疎かになってしまっているという事でしょうか?
これじゃ、どこぞの鉄道会社みたいですが…。
ワザとトラブルを発生させる事は有り得ないんで。
(あくまで、訓練でもない限り)
元々の機種選定や、製造メーカーに根本的な原因が
あるんでしょう…。
機種選定の際も、効率最優先で選ばれたとか。
不景気、デフレ、世の中の変化で
安さばかりを求めた
我々、貧乏な一般庶民もその原因の一端を作り出したと
言っても過言ではないでしょうか???
あと、汚い国が作り上げた規制緩和
これにも原因があると断言出来る。
アッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノ安い安い♪
と喜んでいるのも束の間…。
その内に、肝心な安全が脅かされる事になって
それでも、更なる安さを求めるばかりに一層安全が保てなくなり…
そんな悪循環が今の運輸業界の随所で現れてきているような
気がしてなりません。
結局のところ
安かろう悪かろう
を肝に銘じなければならないという事かも知れません。
少し話が逸れてしまいましたが…w
36歳のキャプテン、34歳のコパイ、他2名のCAで
あれだけの危機を乗り越えられた事に
真のプロフェッショナルの仕事というものを
しかと見させてもらった気がしました。
実際に、乗り合わせた搭乗者は生きた心地がしなかったと
思いますが…。